Sunday, January 17, 2010

LA29


どうもどうも。一昨日先学期から引き続きやっていたインスタレーションの授業が終わりました。写真は僕の居たグループの物。
概要は簡単に言うと、中世のヨーロッパ、中東の教会で用いられた手法(MUCANAS)を用いミニマムサーフェイスをもとにローカルカーベチャーを発生させ作るというもの。。
言葉の説明は省略しますが、、、
僕らがやろうとしたことを超ざっくり言うと、構造は主に強い物で、重力を加えられた自重に耐えうるもの。それに対して僕らは積極的に重力を受け入れガウディのフニクラの様にカーブを作りました。僕らの素材は布。柔軟だけれども固めることで、形を保ちつつ柔軟さも使えるみたいな感じ。。
たくさんあるオブジェクトは数学的比率に基づき構成。それを連続させることで一連の流れを作り、所々にローカルカーベチャーを発生させるセルを挿入し、別の流れを派生させました。

これらは、SCI-ARCの様なデジタルベースの建築が実際どういう形で建つのかという1つの試みかと。僕らは少し先生の狙いとはズレた気もしてますが。。
現代は既存の既製品を使うというのが主流ですが、それは必ずしも自分のデザインに沿うとは限らないです。それはかつての教会で発生した問題と同じなんですが、それらの隔たりを解決する方法をデザインに沿ってあらかじめ用意するといった感じ。説明が難しいですが。。

非常に奥の深い課題でした。
日本で学んだ建築とは全く違った見方を改めて実感した課題、学期でした。
日本に居た時はこっちのコンセプトは意味がないとかよく話してた時もあったけど、今ではこっちの方が本来の建築的なコンセプトに沿っているという気がしてます。もちろん一概には言えないけど。。

まぁ、そんな感じです。
いや〜、飲んでもないのに自分でこんな所にこんな事書くのは気持ち悪い。。


No comments:

Post a Comment