Monday, April 25, 2011

All School Exhibition @SCI-ARC

学校の全体の授業、スタジオの展示が先週金曜からSCI-ARC全体で行われてます。
ケータイでの撮影のためブレてますがそこはご愛嬌。。
全部を載せるときりがないので適当に。。

まずは学部3B。AとかBは日本で言う前期後期にあたります。なので3年生後期の作品。このスタジオは構造やシステムがメインで模型、図面の作り込み、書き込みが多いです。

で、サイアークの代名詞になってるヘルナンスタジオ。今回は個人住宅です。このスタジオは正直アウトプットがやり過ぎですが、元は割とプリミティブオブジェクトを使い、細胞分裂の様にセルが環境に合わせて変形しつつ増殖するという手法が多いです。今回のレヴューでは個人住宅という事で、背景にある作品サヴォア邸などとの関連も盛り込まれていました。このスタジオはあまり学部生は入れません、アウトプットがデジタル重視なのでカリキュラムの違う学部、M.arc1の生徒は少なく、バックグラウンドのあまりない生徒は歴史的な背景、セオリーを説明出来ないからじゃないかと思います。

で、僕の修士設計アドバイザーでもあるマルセロ。サーフェスに重点を置き、亀裂、開口部を数学的に作ります。結構日本の建築家、伊東さんに影響を受け、デジタルで実験的な事をしつつもそれを建ててる、若手建築家。

コイハワード スタジオ。このスタジオはアートに近く、最初はゴミを拾って来てオブジェクトを作ります。フォーカスは素材、空間構成、作品の提示の仕方。ダジタルとアナログを混ぜ、互いの特徴を誘発させます。

ロバートモンゴリアンスタジオ。建築の断絶をテーマにアナログで進めます。サイアーク初期からの先生。


ここからはセミナークラス。
まずはDD。このクラスはスタジオでの設計をコンストラクションドキュメントにするクラス。先生はゲーリーで経験を積んだ先生やクープヒンメルブラウでマネージャーをやってた先生など。僕が思うにこういうセミナーがしっかりしているのがこの学校の良い所。設計のみで終らずそれを現実にどう近づけるか、この写真はエキシビションなのでチャンクなどですがもっと詳細、ストラクチャーシステム、マテリアル、熱貫流率、設備などもやります。

トムウィスコムのマテリアルズラボ。 今のところ3学期をかけ生徒が先生とデザインをし、マテリアルリサーチ、コンストラクションという行程を終えるというクラス。写真にあるようにキャンティレバーに人がのります。最初はこれに卒業式の時、学長エリックモスがのってスピーチをするという予定でしたが今は知らない。

ROCOCO。自分たちでロボットを作りファブリケーションするクラス。中にはシュミレーションの人も居れば、でかい装置を作る人も居ました。コンセプトは人によって違い、ロボットという規則正しい動きを人の不規則な動きと比べる人も居れば、アーティストのコンセプトを解釈し表現する人。ファブリケーションの提案まで。

このクラスは友達がとってなかったのであまり知りませんが、きっとバイオミミクリー。生物の生態などをリサーチし、システム、形態を建築のシステム、ファサードに再考するクラスっぽいです。

今回はこれくらいで。今度は時間ある時に学部卒業設計載せます。。

2 comments:

  1. はじめまして。いきなり連絡して申しわけありません。 来年、SCI-ARCを受験するので参考にさせて頂いてます。 ところで今回、コメントしたのは、夏にロスに学校見学に行く際、少しお話を聞かせて頂きたいと思ったからです。 私は現在、シアトルに住んでおり、UWで交換留学生としてアメリカに来ています。もしお時間があればよろしくお願い致します。

    神戸大学大学院 
    you_cam_cam@yahoo.co.jp
    石津優子

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  2. はじめまして。来年受験予定なんですね。
    是非是非いらしたときは連絡頂けたらと思います。
    アドレスの方にも連絡させて頂きます。

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